私はカウンセリングを、下記の4つのことを大切に思い行っています。
1.思いやりを持って接する
2.クライアントの状況に合わせたカウンセリングをする
3.人はそれぞれの目的を持って生まれてきた
4.クライアントとカウンセラーの才能を信じる
以下に4つのことについて説明します。
1.「思いやりを持って接する」について
私がカウンセラー/コーチになろうとした動機は、「人のために役立つ仕事が出来たら、何て素晴らし
いだろう」と思ったからです。
私自身20年間のサラリーマン生活を通して多くの問題にぶつかり、うつ状態にもなりました。そのためカ
ウンセラー/コーチなろうと決心した時に「相手の弱さを共感できるカウンセラー/コーチになりたい」と
思いました。
人間は誰もが自分の弱さを他人には見せたくないものです。心の中には不安や恐れがあっても、自分の
プライドが邪魔をして他人に相談できないのです。
弱い人の気持ちにより共感できるのは、弱さを経験した人です。人間の弱さを経験した私は、問題を抱
えている方に「思やりを持って接する」カウンセラー/コーチでありたいと願っています。
2.「クライアントの状況に合わせたカウンセリングをする」について
ある日、コーチングを行っていたクライアントの方から「渡辺さんには何でも安心して話せそうなので、私
の話をもう少し聞いてくれますか?」と言われ、コーチングからカウンセリングに切り替えて1時間ほど心の
苦しみを聞かせて頂いたことがあります。
そして、話の終わりに「自分が、他人にここまで心を開いて話すとは思っていませんでした。自分の問題
の本質がどこにあったのか分かりました。今日は私の話を聞いてくださってありがとうございました」と言って
頂きました。
このように、クライアントの状況によって、カウンセリングとコーチングを上手く組み合わせて行うことで、問
題解決が効果的に行われることがあります。
「コーチはコーチングをすべきで、それはカウンセリングの分野だ!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれま
せんが、それではクライアントの望む満足は得られないと思います。大切なのは、クライアントの状況にあ
わせた手法で対応することです。
私がのライアントの方々から、私の話し方について「声が落ち着いていて安心感があります」「一生懸命
聞いてくれていることが伝わってきます」「話し方は不器用だけど誠実さが伝わってきます」と言われることが
あります。クライアントの方々からそのように言って頂けると、私も嬉しい気持ちになります。
ですから私は、カウンセリングとコーチングのよい面を使い分けて、今後もクライアントの目標の実現や悩
み解消をサポートできるカウンセラー/コーチでありたいと願っています。
3.「人はそれぞれの目的を持って生まれてきた」について
私は、人はそれぞれ偶然その時代、その国に生まれて来たのではないと思っています。あなたは、世界
でただ1人の存在で、誰もあなたの代わりをすることはできません。他人と自分を比較する必要はまったく
ないのです。
しかし残念なことに多くの方々がそのことを忘れてしまっています。
人には、それぞれ素晴らしい才能が与えられており、その人にしか歩めない人生があります。
そして、その人生には目的があるのです。まだ自分の才能や、人生の目的が分からない方は、カウンセリ
ングで自分探しをしてみませんか?
他人の人生ではなく、あなた自身の目的を持った人生を歩んで下さい。
4.「クライアントとカウンセラーの才能を信じる」について
先に書かせて頂いたように、私を含めみなさんは、世界でただ1人の存在です。
「自分には何も才能が無い」と言っている方は、自分に与えられている才能に気づいていないだけなの
です。
ですから私は、カウンセリングを通してクライアントが自分の才能に気づき、クライアントと共に問題,悩みを
解消できることを信じて、カウンセリングを行っていきたいと思っています。
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