コーチングは、本当に現在と未来を扱うだけでいいのか?
 


 あるコーチングの教育機関ではコーチングは、主に現在と未来を扱い、カウンセリングは主に過去を扱うと教えています。 はたして、コーチは現在と未来を扱うスキルだけ学んでいればいいのでしょうか?

 ある日、コーチングを行っていたクライアントの方から「渡辺さんには何でも安心して話せそうなので、私の話をもう少し聞 いてくれますか?」と言われ、この方の子供ころに受けた心の傷について1時間ほど傾聴せて頂いたことがあります。 
 そして、話の終わりに「自分が、他人にここまで心を開いて話すとは思っていませんでした。自分の問題の本質がどこにあ ったのか分かりました。今日は私の話を聞いてくださってありがとうございました」と言って頂きました。
 このように、クライアントの状況によって、コーチングとカウンセリングを上手く組み合わせて行うことで、問題解決が効果的 に行われることがあります。

 「コーチはコーチングをすべきで、それはカウンセリングの分野だ!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれま せんが、それでは クライアントの望む満足は得られないと思います。大切なのは、クライアントの状況にあわせた手法で対応することです。 

 この方の問題の本質は過去にあったのです。コーチングは、主に現在と未来を扱うという考え方ではこの方の問題の本 質を探ることができず、たんにうわべだけの意味の無いコーチングになりってしまいます。
 コーチは時にクライアントの問題の本質を探るために過去を扱う必要があります。過去を扱う場合は、”聞く”ではなく” 聴く”というカウンセリングのスキルを使います。

 このようにコーチはコーチングだけでなくカウンセリングのスキルも無ければ、うわべだけのコーチングしかできないのです。
 私は、コーチングとカウンセリングのよい面を使い分けて、今後もクライアントの目標の実現や悩み解消の助けになるコー チでありたいと願っています。 



トップへ
トップへ
戻る
戻る


体験カウンセリング
のお申し込み
(無料)

主要メニュー
 カウンセリングで得られる成果  個人カウンセリング  カウンセリングについて  いやしの情報  コラム集  
 無料体験カウンセリングを受けてみませんか?  カウンセリングで悩みが解消した私  カウンセリングで得られる成果
 カウンセリングで変わった私  現状を整理することが重要  自分の目標を実現させたい方  あなたの生きがいは何ですか?
 人間関係でお悩み方   今カウンセリングが必要な時代です  ストレスについて  ストレスへの対処方法  
 共感できるカウンセラーとして  私のカウンセリングに対する思い  クライアント様からの声  カウンセリングのメリット
 カウンセリングとコーチングの違い  うつ状態の方   多重債務の方   緊急な場合は  アロマテラピーについて
 新たな視点コラム集  オリジナルコラム集  コーチングのことが分るお勧めの本  リラックス・いやし関連グッズ  Webノウハウ講座
 相互リンクのお申し込み  相互リンク集   コーチングで新しい自分探しを!